地域貢献スペース
アーカイブス
企画展[2023.7-2023.8]
アトリエあいおん美術展
アトリエあいおんは、東京都武蔵野市内にある美術指導に特化した放課後等デイサービスです。小学1年生から高校3年生までの障がいのある子ども達、発達に個性のある子ども達が、絵画や立体工作など多彩なカリキュラムを通して自己表現力を高めています。今回、子ども達の作品をより多くの方にご覧いただきたいとの想いから、展示会を開催する運びとなりました。外部の展示会と聞いて初めは気後れしていた子も、次第に展示を励みに筆を進めるようになり、思い思いの力作が並んでいます。ぜひお立ち寄り頂き、ゆっくりと展示を楽しんでいただけますと幸いです。
- 出展者:一般社団法人ION
- 展示期間:2023年7月17日(月)~8月25日(金)
企画展[2023.5-2023.7]
日々燦々
武蔵野美術大学油絵学科版画専攻4学年に所属する、二人の若手アーティストによる展示。
いずれの作家も日々の生活や自然から得た気づきなどを題材とし作品制作をしている。
立川周辺に暮らす人や、立川を訪れる人々、或いは作品を見る人に、新たなインスピレーションを与えられるように、生活を彩る、エネルギー溢れる作品の数々を展示する。
- 出展者:守屋 美穂・斎藤 翼
- 展示期間:2023年5月29日(月)~2023年7月7日(金)
企画展[2023.4-2023.5]
興懷致一 日本画3人展
展示の趣旨は「人間と動物、微生物と神秘的な世界との関係を再考し、他の種に対する人間の中心性を解体しようとするもの」である。
以前は隔離されていた種やカテゴリー、領域を再び結びつける、人間以外の生命の生命力-「普遍的生命力」-を中心とした平等主義を実現することである。 ディセントラルへの移行に関する考え方や考察を提供することを目的としている。
芸術も「脱中心化」を出発点として、芸術作品を通し、人類と自然との関係は改めて慎重に考え直すべき。そのプロセスを通して、芸術は人間と自然の共存問題についての新たな道と可能性を提示してくれるだろう。
- 出展者:林 銘君・封 雨潇・陳 笑
- 展示期間:2023年4月10日(月)~2023年5月19日(金)
企画展[2023.2-2023.3]
風配図 Ⅱ
木々の間から見える風景に目を凝らしていると、不思議な形に出くわすことがある。手前のものと奥のものが線でつながって複雑な空間が目の前に広がっているように思うことがある。それはほんの一瞬の出来事で、少し目を逸らしてしまったり、何かに気を取られたりしているうちに消えてしまう。
「風配図」とは、ある場所に吹いてくる風を一定期間記録したもののことである。風のような捉え難いものも、じっと一つの場所に留まって記録しているうちに形が生まれ、初めてその姿を知ることができる。今回の展示では、長い展示会場に4つの大きな作品を展示する。歩いたり、立ち止まったり、また同じ場所に戻ったりしながら、風景の中にある不思議な形や色を探している時の私を、観る人に追体験してもらえるような展示になればと思っている。
- 出展者:手嶋 遥
- 展示期間:2023年2月13日(月)~2023年3月31日(金)
企画展[2022.12-2023.2]
「PORTRAIT STUDIES」 HOKUTO NARIKIYO
成清は社会における「アートの場づくり」を新たな表現ととらえ、多摩地域を拠点に数々のアートプロジェクトやワークショップ、展覧会を企画、実践してきました。
今回の展覧会では、新たな試みとして、かつてアニメーション制作で使用され、現在ではデジタル化によって失われつつある技法「セル画」によって表現された複数のポートレイトを展示します。
モデルとなったのは、いずれも立川市をはじめとする多摩地域にゆかりのある多様な市民です。専門家や愛好家のためだけのアートではなく、誰もが身近に感じられるようなアートを目指し、アーティストと市民が直接関わることによって作品は生まれました。
また、タイトルをあえて"STUDIES"としているのは、完成を目的としない習作であることに加え、制作過程を含むアートプロジェクトとしての一連の行為に着目しているからだと成清は語ります。
「描くこと」「そこに人がいること」、デジタルイメージ全盛の今日における「物質」としての表現、そして人という存在とは何かという根源的な問いに向き合います。
ぜひご高覧ください。
- 出展者:成清 北斗
- 展示期間:2022年12月19日(月)~2023年2月3日(金)
企画展[2022.10-2022.12]
うつろいの星
「うつろいの星」は変わり続けるものについての小さなメモによって構成されています。
この星のあらゆるものが感覚と記憶を持ちます。
貝が海の耳であり土が大地の肌であるように、自分の感覚器官を万象に包摂させて日々を過ごせたらどんなにしあわせだろうという無我への憧れが私にはあります。
制作では、波や風、トマトの蔕(へた)の影といった不定形のものたちがうつろいながら時を過ごす、その輝きのようなものを画面に収めました。フォルムのユーモアを何より大切にしています。
岩絵具やテンペラなど古くから使われてきたメディアを用い、幾らかの対立項、例えば「非具象と具象」「瞬間と永遠」「ミクロコスモスとマクロコスモス」といったテーマについて考えています。
- 出展者:吉山明恵
- 展示期間:2022年10月31日(月)~2022年12月9日(金)
企画展[2022.9-2022.10]
スーパーポジティブ展
今回、八王子の絵画クラブや、障がい者施設でうまれる絵画作品、織りの作品を展示します。
日々、日常の生活の一部として皆さん長年制作を続けています。
制作することが、普通の、あたりまえのこととして皆さん日々を生活しています。
彼ら、彼女らの作品からはポジティブなメッセージを受けとることができます。
当たり前に生きること、素直にものごとをとらえ表現すること、そんなあるがままの強さ、魅力を作品からは感じます。
そして、もっと大切なことは彼ら、彼女らの制作の背景を感じ、想像すること、普通に生きることだと思っています。
- 出展者:
(企画)アトリエ響
(参加団体)アトリエ響、認定NPO法人CES八王子生活館、NPO法人木馬工房、NPO法人結の会、NPO法人なみき福祉会工房みどりの風、マイライフワークス
(協力)株式会社円グループ、東京アートサポートセンターRights - 展示期間:2022年9月12日(月)~2022年10月21日(金)
企画展[2022.7-2022.9]
山と谷のあるところ
三者三様の世界や絵画に対する見方はあれど、その全ては紙の上におきている。
それは縦横無尽に山も谷も飛び越えたひろい宇宙の縮図であり、ちいさな箱庭の拡大図でもある。
武蔵野美術大学 版画専攻・大学院 版画コースを卒業・修了した3名の作品をそれぞれの個展形式で展示いたします。
- 出展者:
【第一会期:小泉聡子】
2022年7月25日(月)〜2022年8月6日(土)
【第二会期:早川佳歩】
2022年8月8日(月)〜2022年8月19日(金)
【第三会期:中村朝咲】
2022年8月21日(日)〜2022年9月2日(金) - 展示期間:展示期間:2022年7月25日(月)~2022年9月2日(金)
※8月7日(日)、8月20日(土)は展示替えのため観覧できません。
企画展[2022.6-2022.7]
works(2017-2022)
頭の中にある空想の街を制作のテーマにしています。空想の街は、私の見てきた都市のイメージやそこから創り出される理想の風景であるだけでなく、いつでも訪れることができる私だけの居場所でもあります。
混雑するバス通り、商店街、ペストリアンデッキ、高架下建築、公営住宅、ショッピングモール、生まれてから18年を過ごした葛飾の下町から立川に移り住んで5年、この間で私の空想の街も少しずつ変化してきました。
この展示では作品を時系列でご覧いただきながら、絵画的なアプローチだけではなく、その風景の変遷にもご注目いただけましたら幸いです。
- 出展者:松本 宙 (Sora Matsumoto)
- 展示期間:2022年6月6日(月)~2022年7月15日(金)
企画展[2022.4-2022.5]
「Rebirth」
多摩美術大学博士前期課程絵画専攻油画研究領域2022年度卒業生による有志展です。「Rebirth」には「生まれ変わる」という意味もありますが、コロナ禍で思う様に発表等出来ない状況で、共に作品を作り続けた日々が、この展示を通して、重見天日となればという思いから付けました。
日本、中国、台湾の離れた場所から大学を通して出逢えた計6人によるそれぞれの表現をご覧ください。
- 出展者:王露怡/小熊杏奈/姜子元/杜鵬遠/成瀬拓己/林谷穠
- 展示期間:2022年4月11日(月)~2022年5月27日(金)
企画展[2022.1-2022.4]
「東の丘」East fields 武蔵野東学園絵画作品展
この絵画作品展は武蔵野東学園の在学生の美術作品を広く一般にご覧いただくことを目的として開催しました。
この美術展の展示作品には、自閉症児の作品、健常児の作品が入り混じっています。自閉症児教育の重要なツールでもある美術教育は、当学園が特に力を入れている教育分野ですから、健常児の中にも当然絵画制作に優れた生徒がいます。
どの作品に将来の美術家としての能力が隠されているか、注意深くご覧ください。そのキーワードは、「人並外れた執着力」「特異な視覚機能」「独特の色彩感覚」「卓越した造形感覚」です。
- 展示期間:2022年1月9日(日)~2022年4月1日(金)
企画展[2021.10-2022.1]
国文研(こくぶんけん)ってどんなところ?~多摩地域ゆかりの所蔵品とともに~
国文学研究資料館(略して国文研(こくぶんけん))では、日本文学・歴史に関する様々な資料について調査研究、収集、整理及び保存を行っています。
今回の展示では、当館で所蔵している古代の万葉集から近代の子ども絵本、また多摩地域を描いた巨大な絵地図や多摩川の名産であった鮎に関する資料を、レプリカや解説パネルを用いて分かりやすく展示します。
教科書では読んだことのない古典や歴史の世界を、少しのぞいてみませんか?ぜひご来場ください!
- 展示期間:2021年10月4日(月)~2022年1月6日(木)
企画展[2021.7-2021.10]
日本工学院八王子専門学校 若きつくりびと2021
日本工学院八王子専門学校は6カレッジ、34学科を擁する総合専門学校。
「若きつくりびと」の育成をコンセプトに専門教育を行っております。
創作活動に取り組んだ学生たち(クリエイターズカレッジ/デザインカレッジ/テクノロジーカレッジ)の個性溢れる作品(課題、産学連携・地域連携、プロジェクト)への想いとミライの「若きつくりびと」の可能性をぜひご覧ください。
「若きつくりびと」とは・・・「理想的教育は理想的環境から」の理念に基づく日本工学院ならではの本格的な学習環境で、自由にモノ、コト、場、喜びなどを作る(創る)本校学生を意味します。
- 展示期間:2021年7月5日(月)~2021年10月2日(土)
企画展[2021.6-2021.7]
AWARE-景色が生まれる場所-
多摩美術大学の大学院に在籍する3名の若手作家による展覧会です。
本展覧会のテーマは「景色」。展覧会タイトルの「AWARE」には、それぞれの出展作家が日常風景を「AWARE(気づいている、意識する)」し作品に起こす、という意味が込められています。
一言で景色といっても、人によって思い浮かべるものは決して一様ではありません。いつも通り目にしてきた風景でも、ふとどこか違うものを感じる瞬間は誰にでもあるでしょう。この心を掴む瞬間こそが「景色」が生まれる瞬間だと3人は考えます。
3名の作家がそれぞれの自由な眼差しでとらえた、瑞々しい生まれたての「景色」を作品を通してお楽しみください。
- 坂井 新奈/正田 七恵/三宅 葵
- 展示期間:2021年6月7日(月)~2021年7月3日(土)
企画展[2021.5-2021.6]
STRETCH OUT
多摩美術大学の版画専攻を卒業した2人による展示です。
企画タイトル「STRETCH OUT」には、4年間で見出したお互いの制作の方向性をさらに『伸張する、広がる、相手へ手を差し出す』という想いが込められています。
新たな環境に踏み込んだいま、さらに創意を広げ、柔軟なメディアでアプローチを行い制作しようとする2人の姿がうかがえます。
- 宮内 柚/加藤 昌美
- 展示期間:2021年5月10日(月)~2021年6月5日(土)
企画展[2021.4-2021.5]
STONE SKIPPING
「STONE SKIPPING」とは、日本語でいう「水切り(石切り)」。誰もが子供の時に一度は体験した、川で石を投げて、水面を跳ねさせる遊びのことです。
小気味よく飛び跳ねる小石のように、ここに並ぶ作品はバラバラのように見えて、どこかでイメージがリンクしています。
そして作品の表現も、展示方法も、作者の遊び心が随所に顔をのぞかせています。ぜひ、実際に足を運んでお楽しみください。
- 安原 千夏
- 展示期間:2021年4月4日(日)~2021年5月8日(土)
企画展[2021.3-2021.4]
Cut and Sew
空間的、心理的な距離、時間的間隔などの「距離感」を意識し、かつて訪れた異国の風景や、時が経って今では別物のような記憶に成り代わった過去の出来事、物理的に隔たられたもの、逆に隔たりがないものなど、切断、接続した多様な「距離」を含む作品を展示します。
- 所 彰宏
- 展示期間:2021年3月8日(月)~2021年4月3日(土)
企画展[2021.2-2021.3]
リカバリー
働く姿、休む姿、食べる姿、様々な姿の女性が描かれた、どのような立場であっても自立しようとする女性の強さが伝わる作品を展示します。
- 豊泉綾乃
- 展示期間:2021年2月8日(月)~2021年3月6日(土)
企画展[2021.1-2021.2](版画展)
MEMORIA
それぞれ銅版画と木版画を中心に制作する二人の作家の展覧会です。
存在と記憶の狭間のイメージの在り方を模索した古賀慧道の作品と、新聞やテレビのニュースから得たストーリーを基に人々の記憶を再構成した山田ひかるの作品を展示します。
- 古賀慧道/山田ひかる
- 展示期間:2021年1月11日(月)~2021年2月6日(土)
企画展[2020.12](版画展)
Brand-New Graphic Arts
2020年の締めくくりは、武蔵野美術大学と多摩美術大学の版画研究室スタッフによる合同展示です。それぞれ大変な状況の中でも未来に目を向け、独自の世界を模索しつつ困難を乗り越えていく姿勢で制作しています。
多様な表現、清新なグラフィック・アートをお楽しみください。
- 所 彰宏(出展代表者)
- 展示期間:2020年11月30日(月)~2021年1月9日(土)
企画展[2020.11](版画展)
芦川瑞季/宮寺彩美 二人展 スライド
リトグラフを中心に制作をする二人の作家の展覧会です。
異なるようで、技法的にも質的にも共通点のあるイメージとイメージがすれ違うような展示を想定し、「スライド」というテーマでそれぞれの作品を展示します。
- 芦川瑞季/宮寺彩美
- 展示期間:2020年11月2日(月)~2020年11月28日(土)
企画展[2020.10](版画展)
中村真理 松塚実佳 展[2020.10.31終了]
リトグラフ、シルクスクリーン技法を用いた、だれもが過ごしている日常の時間、時間の経過をテーマにした中村真理の作品、目にしたもの感じたこと、個々の認識とその齟齬をテーマに図形で表現した松塚実佳の作品を展示します。
- 中村真理 松塚実佳
- 展示期間:2020年10月5日(月)~10月31日(土)
企画展[2020.09-10](石版画展)
鈴木富美子展-留まることは、-
鈴木富美子[2020.10.3終了]
「いること」そして「いなくなること」を出発点とした、空間に残る残り香のようなものの表現をテーマに、石版リトグラフによる人物や室内風景の作品を展示します。
- 鈴木 富美子
- 展示期間:2020年9月7日(月)~10月3日(土)
企画展[2020.08-09](版画展)
Dialogue/Monologue
越智 也実[2020.9.5終了]
「記憶すること」をテーマに、サイアノタイプという版画技法を用いた作品を展示します。
- 多摩美術大学 非常勤講師 越智 也実
- 展示期間:2020年8月10日(月)~9月5日(土)
お問い合わせ
企画展に関するお問い合わせは以下にお願いします。
- お電話でのご連絡
-
(公財)たましん地域文化財団
042-574-1360
受付時間:10:00~18:00(月曜日・祝日・年末年始を除きます)