玄関は、その家の顔です!
玄関は、その家の顔です!
というのも、玄関を見れば、そのお宅にどれだけのモノがあるのかがわかります。
下駄箱に入りきれない靴が溢れていたり、季節外れのモノが置かれたままになっていませんか?
「ドキッ」とした方はいませんか?「だって、下駄箱に入りきらないですもの!」と嘆く前に、まずは、下駄箱の整理をしてみませんか?
整理とは“必要と不要に分けること”です。ちなみに、整頓とは“見た目よく整えること”です。
整理整頓とは、字の如く“整理”された上ではじめて“整頓”をすることができるのです。
必要なものと、不要なものを分けましょう
では、玄関での必要とする基準は何かと言いますと、この1年間に履いた靴・使ったモノを差します。
反対に、この1年間履かなかった靴・モノが不必要なモノになりますね。そして、その1年に1回も使わなかった靴・モノを外に出すのです。
作業は、ちょっと面倒でも全て一度出してから作業することをおススメします。
全てを出すことで、今まで見落としていた靴やモノを見つけることができるのです。
そう、今まで何も考えずに、下駄箱に突っ込んだままになっているモノを出すのです。
お子さんが履けなくなった靴や痛くて履けない靴、壊れたまま修理しない靴。
遊ばなくなった外用のおもちゃや期限切れの虫除け・日焼け止め、何の目的でここに入れていたのかも忘れてしまっていたモノなど…。
整理してみると、かなりの量があることに気が付きます。
この不要な靴やモノを外に出せば、必要なモノ(今まで出しっぱなしにしていた靴やモノ)を下駄箱に収納することができるのです。
小さい下駄箱なら入れる量を少なくしなくてはいけません。だからと言って、大きい下駄箱だからと、安易に不要なモノを入れるのは、スペースの無駄使いですよ!
そして…整理の次は、収納です。
一緒に使うモノを纏めるととても使い勝手がよくなります
同じアイテムごとに分けたり、同じ動作で一緒に使うモノをカゴを使って纏めます。
例:宅急便セット、入校証セット、靴メンテナンスセットなど…。
カゴに入れた際には、何が入っているか一目でわかるように“ラベル”を付けておくといいです。
“ラベル”を付けることで、言わずとも誰が見てもわかるので、忙しい主婦には助かりますね。
では、実際に下駄箱に収納していきます。よく使うモノは、取り出し易く仕舞い易い中段へ。お子さんが自分で、できるようにさせたいのであれば、背の高さから下段に。反対に年1回しか使わないモノなどは、上段に収納します。
靴も入るだけ入れるのではなく、人ごとに棚を決めると、安易に靴が増えることがありません。
また、玄関で使うモノを纏めて置いておくのも時間短縮になります。
カゴに“ラベル”を付けると良いのと同じに棚板にも付けることをおススメします。“ラベル”をつけると“ラベル”以外のモノが置きにくくなります。
使ったものは、片付けましょう
そして、「使ったら戻す」の癖を付けること。または、1週間に1回リセット日を設けるのも良いでしょう。「日曜の朝はお片付けタイム。みんなで片付けましょう!」と家族みんなで協力すると、キレイをキープすることができますよ。
風水では、運気は玄関から入って来るといわれています。
いつでも笑顔でお客さまを迎えられる玄関にしましょう!
是非、この週末は、ご家族さまで玄関のモノの整理をしてはいかがですか。
小宮 真理氏
卒業後ゼネコンに就職、建築設計部7年間在籍。結婚と共に退職。
現在、セミナー講師として毎月、ハウスキーピング協会認定講座の整理収納アドバイザー2級認定講座を開催。一昨年から月4回ペースで自宅セミナーも開催。また、実際に依頼主宅に伺い整理収納サービス業も実施。
整理収納アドバイザー1級、NPO法人ハウスキーピング協会認定講師