老後にかかるお金について考えてみましょう。
日本は世界先進国の中で「超高齢社会」と言われています。
超高齢社会とは、65歳以上の方が人口の21%以上の国を表します。
日本は世界有数の超高齢社会である一方で、十分な老後の準備をしている人は少ないのが現状のようです。
セカンドライフへ向けて知っておきたい事柄のひとつに、老齢厚生年金の支給開始年齢の引上げがあります。
厚生年金の受給開始年齢
退職後のセカンドライフを考えると、今後、公的年金だけでは、ゆとりある生活を送るのはますます難しくなるかもしれません。
日本人の平均余命として、60歳を見てみると、男性で約23年、女性で約28年となっています。
退職後の自分の夢や希望、また家族のライフプランを考えて、セカンドライフプランを設計することが重要となります。
現在の年齢 | 男性:平均余命(年齢) | 女性:平均余命(年齢) |
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40歳 | 41.96年(81.96歳) | 47.82年(87.82歳) |
50歳 | 32.54年(82.54歳) | 38.21年(88.21歳) |
60歳 | 23.67年(83.67歳) | 28.91年(88.91歳) |
70歳 | 15.72年(85.72歳) | 19.98年(89.98歳) |
80歳 | 8.92年(88.92歳) | 11.82年(91.82歳) |
90歳 | 4.28年(94.28歳) | 5.62年(95.62歳) |
出所:厚生労働省「平成28年簡易生命表」を基に作成。