PPP・PFIの取り組み
多摩地域では、高度経済成長期に整備された公共施設の多くが今後更新時期を迎える見込みですが、景気動向や少子高齢化の進展に伴う生産年齢人口の減少等を背景に、自治体の歳入減少が予想されています。そのような中、財政負担の軽減を図りながら公共施設の更新や管理・運営を円滑に進めるための手法としてPPP・PFIの導入を含めた、民間のノウハウや資金を活用していく必要性が高まっています。
PPPとは
PPP(Public Private Partnership:パブリック・プライベート・パートナーシップ)とは、公民が連携して公共サービスを提供する手法のことで、PFIのほか、指定管理者制度や公設民営方式、包括的民間委託などの形態があります。
PFIとは
PFI(Private Finance Initiative:プライベート・ファイナンス・イニシアティブ)とは、公共施設等の建設や維持管理・運営等を民間の資金、経営能力、技術的能力を活用して行う手法のことです。
PFIの導入事例
- ルミエール府中(府中市市民会館・中央図書館 複合施設)( ルミエール府中 )
- 東京地方裁判所立川支部・立川簡易裁判所( 東京地方裁判所立川支部・立川簡易裁判所 )
- 稲城市立iプラザ( 稲城市立iプラザ )
- 公務員宿舎小金井住宅
- 立川地方合同庁舎
- 立川市学校給食共同調理場( 立川市学校給食共同調理場 )
- エスフォルタアリーナ八王子(八王子市総合体育館)( エスフォルタアリーナ八王子 )
「たま公民連携PPP・PFIプラットフォーム」の運営
たましんでは、2018年5月に内閣府の「PPP/PFIに関する地域プラットフォーム形成支援事業」に採択され、多摩地域27の自治体とともに、信用金庫を中心とした地域プラットフォームは全国でも初めての事例である「たま公民連携PPP・PFIプラットフォーム」を運営しています。
この取り組みの一環として、定期的に情報交換会を開催し、PPP・PFI活用推進に向けた施策情報・事例の共有や、官民対話の場を創出しながら、PPP・PFIに関するノウハウの習得や情報共有等を図り、事業の創出を目指してます。
プラットフォーム構成自治体(市町村コード順)
- 八王子市
- 立川市
- 武蔵野市
- 三鷹市
- 青梅市
- 府中市
- 昭島市
- 調布市
- 町田市
- 小金井市
- 小平市
- 日野市
- 東村山市
- 国分寺市
- 国立市
- 福生市
- 狛江市
- 東大和市
- 清瀬市
- 東久留米市
- 武蔵村山市
- 多摩市
- 稲城市
- 羽村市
- あきる野市
- 西東京市
- 瑞穂町