個人向け国債
国債と個人向け国債
国債とは、国がお金を調達するために発行する債券のことです。日本国政府が国民の皆さまからお金を借りる時に出す「借用証書」ともいえます。元本と利子の支払いは日本国政府が責任をもって行います。
個人向け国債とは、その中でも「個人」の方を対象にした国債で平成15年3月に誕生しました。1万円から購入ができ安心・手軽な国債です。
個人向け国債の特徴
元本や利子の支払いは、国が責任をもって行います。
満期日の元本や半年毎の利子の支払いは日本国政府が責任をもって行います。また、券面が発行されないペーパーレス方式のため証券の偽造、盗難、紛失の心配がありません。安全性が高い金融商品といえます。
1万円から購入ができる手軽さが魅力です。
個人向け国債は額面金額1万円から1万円単位で購入ができ、個人の方ならどなたでもご購入いただけます。信用金庫、銀行、郵便局、証券会社などの金融機関で取り扱っています。
最低金利を保証。中途換金も可能です。
安心してご購入いただけるように、経済環境等により実勢金利が下がった場合でも0.05%(年率)の最低金利保証があり、金利の上限はありません。一定期間を経過すると中途換金もできます。
満期と金利タイプの違いで3つの商品があります。
10年満期で半年毎に利率が変わる変動金利タイプ「変動10年」、利率が満期まで変わらない固定金利タイプ「固定5年」「固定3年」の3タイプがあります。
毎月発行します。
これまで「変動10年」と「固定5年」は年4回(四半期に1回)募集を行っていましたが、平成25年12月募集分から、「固定3年」と同じく毎月発行となりました。
3つの個人向け国債の違い
個人向け国債 固定金利型3年満期 |
個人向け国債 固定金利型5年満期 |
個人向け国債 変動金利型10年満期 |
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購入対象者等 | 個人に限定 | ||
償還期限 | 3年 | 5年 | 10年 |
償還金額 | 額面金額100円につき100円(中途換金時も同じ) | ||
金利 | 固定金利 [年2回(半年毎)に利払い] |
変動金利 [年2回(半年毎)に利払い] |
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金利水準 | 基準金利-0.03% (基準金利は、募集期間開始日の2営業日前(原則として月初第1営業日)において、市場実勢利回りを基に計算した期間3年の固定利付国債の想定利回り) |
基準金利-0.05% (基準金利は、募集期間開始日の2営業日前(10年固定利付国債入札日)において、市場実勢利回りを基に計算した期間5年の固定利付国債の想定利回り) |
基準金利×0.66 (基準金利は、利子計算期間開始時の前月に行なわれた10年固定利付国債の入札における平均落札利回り) |
金利の下限 | 0.05% | ||
中途換金 | 発行後1年経過すれば、いつでも中途換金可能 | ||
中途換金の特例 | 保有者がお亡くなりになった場合又は大規模な自然災害により被害を受けられた場合は、上記各利子支払日前であっても中途換金することが可能 | ||
中途換金時の 換金金額(中途換金禁止期間中の特例による中途換金は除く | 額面金額+経過利子相当額―直前2回分の各利子(税引前)相当額×0.79685 | ||
個人向け国債についてご留意いただきたい点 |
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- (注)中途換金される場合は売却日を含め3営業日目に資金が入金されます。ただし利払日・償還日の5営業日前から前営業日まで、中途換金はできません。
発行条件など、詳しい情報は下記「財務省ホームページはこちら」よりご確認ください。
財務省ホームページはこちら
または、個人向け国債お知らせメールにてご確認ください。
債券お預り通帳の発行について
2014年6月5日より「債券お預り通帳」の発行を行っています。
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